一人一人みんな宇宙人?!自分世界を生きる

仏教

今日のNature(本質)メッセージ『生きるということは良き言葉、良き考え、良き行動を身につけ言動で表すこと。』

私たちはみんな、自分が見たい世界に生きている一人宇宙人です。

同じ環境や似たような経験をしても、人によって感じ方が全く違うなと思ったことありませんか?

「えっ?」自分だけ周囲と感覚や考え方が違うのかな、、、?

など周囲との距離を感じたり、自分だけ人と違うのかも?と思い悩むことありますよね。

でも全く問題ないですし、むしろ一人一人違う世界や景色を見ているのです。

それって一体どういうことなのか?

これらについて、一人一人宇宙人の世界についてお話しさせていただきます。

読み終えたらきっと、人と感覚が違ってもいいんだと自然と思えるはずです。

また、他者との感覚や価値観の違いも寛容さを持って、見ることができるようになります。

今回の記事内容
・一人宇宙人ってどういうこと?
・自分次第で見たい世界を自由に作れる(正見=ありのまま見る)

人間関係において、安心してコミュニケーションを、取ることができるようになります。

私たちは一人宇宙人、自分世界を生きる

今あなたが見ている世界は、一人一人の業(深層心理)が生み出した世界に生きているのです。

私たちは自分が見たい、感じたい世界に生きているのです。

同じ体験をし、同じ学びをしても、人によって感じ方や捉え方に違いがあります。

なぜなら私たちは、育った家庭環境や、あらゆる人間関係、経験や得た知識の中で蓄積される

信念や価値観を元に、自分の世界を作り上げているからです。

人によって経験・信念・価値観は違うので、オリジナルの世界観になるわけですね。

自分の中で形成される「自分世界」のフィルターを通して、私たちは一つ一つの物事を判断しています。

また、「直観」も個人のフィルターを通して機能しているものです。

ですから、一人一人見えている世界は違って、ある意味当然なのですね。

つまり、互いに理解しあえない宇宙人、と思った方が良いかもしれません。

「自分は変な人と思われていないかな?」

「私だけ違って、浮く感じがしてなんだか嫌だな、、、」

などと人と違う事に、ただ敏感に反応しているだけなのです。

事実は、自分がそう勝手に判断し、解釈しているに過ぎないのです。

周りは自分が思っているより、他人に興味・関心はありません。

実は、人が一番興味・関心を持っているのは、自分自身です。

自分自身が一番自分のストーカーだったりするのです。

自分が自分の言動を、常に一番気にしているので、他人にそれを投影して見ているだけなのです。

『一水四見』(いっすいしけん)

一人一人見ている世界は違う。みんな自分世界を生きる宇宙人。

同じ物を見ても、見る人の心によって見え方も変わってきます。

ですから、住んでる世界がみんな違うのです。

私たちは、みんな個性的な唯一無二の宇宙人だと言えると思います。

今のあなたに役立つ参考記事はこちら☟

それぞれの立場でそれぞれの見方がある - 仏教辞典
立場が違うと物事は全く違って見えるものです 一水四見という言葉が仏教にあります。一つの水を見ても、人間は水だと
仏教辞典

だからお互いが、中々分かり合えなかったりするのです。

よく、家族や友人に理解してもらえないと、悩むときがあります。

でも実は、それが当たり前だったりするわけですね。

とくに、家族や友人同士だと言葉を省いたり、短い単語で済ませてしまうこともあります。

そしてそれが原因で、言い争いや誤解といった、人間関係の悩みを自分で作ってしまうのです。

分かり合える、理解し合えると期待すると、喧嘩や不満につながります。

でも根本的に他人とは、理解しあえないのだと受け入れることが必要ですね。

だからこそ、親しい仲であっても言葉を丁寧に使い、相手を理解しようと努める必要があるのです。

自分から歩み寄ろうとする姿勢も効果的です。

こうした主体的な関わりは、人間関係の苦しみや悩みを解消する為にとても有効です。

私の体験から得た学び

私は以前よりパートナーに対して、話を理解してもらえない、共感してもらえない、

価値観が違いすぎると感じていました。

ずっと子供中心の思考で、パートナーとの関係性を、そこまで深く考えた事がないままでした。

さらに私自身やらなくてはいけない事、自分の学びや趣味に常に時間に追われていました。

でもある時、コミュニケーションの限界を感じ、自分と向き合う時間の中で、ふと思いついたんです。

彼にもう少し関心を持ち、私から積極的にコミュニケーションを取ってみよう」と。

私が知らない事を聞いてみたり、社会で起こっている身近な話について彼の意見を求めたり、彼の興味関心ある事を聞いてみたりしました。

ときに、自分の希望や素直な感情を彼に伝えたりもしました。

そうすると2人で話が盛り上がり、今まで子育て中心の会話が、相手に改めて関心を持った事で、話が広がり、彼からデートのお誘いまで受けるような変化まで起きました。

何より喋っていて、純粋に心から楽しいと感じることができました。

この時学んだことは、自分から相手に関心を持ち歩み寄る事の大切さです。

もしあなたが、相手との関係に価値を見いだせるなら、自分と向き合う良いチャンスです。

縁あり結婚までしても、互いに違う世界を見ている者同士が、一緒に生活しているのだと

受け入れた方が楽になれます。

宇宙人として理想の自分世界を生きる事ができる

人は自分が見たい世界を見て生きている。一人宇宙人。

自分の世界を、自由に作れるとしたらあなたはどんな世界を見たいですか?

怒り、恨み、誹謗・中傷、不平不満、愚痴、悪口、ウソなどの世界に居たいでしょうか?

きっと愛、平和、調和、穏やかさ、喜び、優しさ、思いやり、助け合い、応援などの世界が良いと思うのではないでしょうか。

思考は現実化する」という話があります。

じつは、あなたの深層心理が、今の現実世界を作っています。

つまり、自分次第で見たい世界を、自分のフィルターを通し、自由に作る事ができるのです。

私たちは確かに、互いに影響し合い生きています。

でも目の前の事象を、どう捉えるかは自由に選択できるのです。

目の前の出来事より、自分がどういう物の見方・捉え方・解釈をするかのほうが重要なのです。

まとめ

私たちは、無意識に物事をジャッジし、良し悪しの判断をしています。

でも、見ている世界が一人一人違い、互いに唯一無二の存在だと、認識する事が大切ですね。

他者への思いやりや許し、理解しようとする努力が必要になります。

その行為自体が、他人に対する愛や調和、ひいては自己成長つながっているのです。

仏教では、他者への親切な行いや善行の実践が、自己の幸福や悟りの道を開くのに重要とされています。

結局、自分自身の心を成長させる事が、自分を苦しみや悩みから解放してくれるというわけです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます(^^

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