親子関係で悩むのは、実は私たち人間だけなのです。
さらに、子育て期間も長く距離感が近いため、良好な関係を維持するのが難しい場合もあります。
でも親子関係が悪いと、家の中がギスギスしてしまい、雰囲気が悪くなりますよね。
ただその関係性を悪くしている原因があります。
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でも大丈夫です、親が対策できる行動がいくつかあるのです。
そこで今回は、親子関係を良好にするために親ができる対策10選をご紹介します。
まず親子関係が悪化する行動を知り、どう接するのが適切なのか理解し、実践することが大切です。
これができれば、信頼関係が育まれ、子供は自立し自分の人生を歩めるようになります。
重要なことは、親子関係の改善を諦めないで下さい。
子育てに向き合うことは、育児の悩み解消になり、心もきっと軽くなるはずです。
親子関係を良くするために親ができる対策10選
私たち親は、自分の価値観は正しいという思い込みを持っていたりします。
わかっていても子供を頼りないと感じ、口や手を出し信用していない態度を取り、関係性を悪化させてしまうことありますよね。
でも、今回ご紹介する対策10選で、親子関係を良好なものへと改善することができます。
またこの対策10選を、自分の行動をふりかえる度に思い返して欲しいと思います。
そして、得た気づきや改善点を活かすことで、親子の信頼を取り戻すことができます。
何が自分たち親子にとっての最適解なのか、問いかけ向き合い続けると良いです。
これを繰り返す内に、自分軸子育てになり、考えなくても自然と実践できるようになります。
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また、子育てが楽になり、自信を持てるようにもなります。
ぜひ一つ一つを、日常で実践し役立てることを意識してみてください。
対策1.親の価値観を押しつけず子供の意見や考えを尊重する
子供の意見や考えを尊重せず、親の意見を押し付けることは、子供の自主性や自立心を阻害することになります。
私たちが想像している以上に、親子での価値観というのは、まったく違うものです。
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話を肯定的に聞いてくれたと感じた子供は、自主性や自立心をみずから伸ばしていきます。
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自分の意見・考えを尊重してもらった子供は自己肯定感も高く、新しいことに挑戦する意欲が育ちます。
親の役割で重要なことは、親子で依存関係にならず、子供を自立させることですよね。
これからの時代はますます、精神的自立・経済的自立・社会的自立・学習的自立など自分の頭で考え行動し、主体的に学び、みずから問題解決していく能力が必要とされます。
他人を尊重するのも大切ですが、それ以上に自分の気持ちや価値観を大切にすることはもっと大事です。
これが出来てはじめて本当の意味で、他者を尊重できるようになるからです。
『自分が身近な人から尊重されず、他者を心から尊重することができるでしょうか?』
人間関係の基本は、家庭であり親子関係からがスタートです。
そういう意味で、子供の意見・考え・価値観を認め尊重することは必要なことです。
対策2.子供の失敗や間違いを許す
子供の失敗や間違いを責めず、寛容な心で許すことです。
人間は誰でも失敗や間違いを犯します。
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また、失敗は悪いことや恥ずかしいことではありません。
勇気を出して挑戦した証拠です。
成功や理想に近づこうと自ら行動を起こしたということです。
人は失敗からより多くを学ぶものです。
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親は失敗を責めて挑戦する意欲を奪うのではなく、挑戦したことを認め励まし背中を押すのが役割です。
失敗を責めることは、子供の自信を失わせ、自己肯定感を低下させることにもなります。
ですから、勇気を出して挑戦した子供を、温かく励ましてあげて下さい。
また同時に、親自身の失敗もみずから許すことが必須です。
親が自分の不完全さを認め受容できると、子供の失敗を受け入れることができます。
対策3.子供とのコミュニケーションを一方的ではなく双方向にする
子供との関わりを一方的に行うのは、子供の主体性を奪い、親子関係のバランスを崩すことになります。
親は子供の興味や関心を尊重し、子どもが主体的に行動できるよう促すことが大切です。
子供の気持ちを無視した関わり方では、子供の自立を阻むことにつながります。
『親からの一方的な指示や命令をしていませんか?』
自分の意見や考えを受け入れてもらえない場合、何を言っても無駄だと子供は自分の人生を生きることを諦めるようになります。
究極、自分の意見や考えを持たない、決断力の無い子供になってしまいます。
本当の自分がどういう人間なのか、自分の本心さえ分からなくなってしまうのです。
『あなたのお子さんは、今自らの意志で選択した主体的な人生を歩んでいますか?』
良好な人間関係は、双方の心地よいコミュニケーションで成り立つものですね。
一方通行というのは、コミュニケーションが成立していない状態です。
子供の話を否定せず、最後まで聞く姿勢がとても大切です。
たとえば、何でも先に答えを言わず「あなたはどうしたいの?どう思うの?」などの質問で返す。
いきなりアドバイスはせず、あいづちのみで話を聞く。
アドバイスは求められたときのみ答えるようにするなど、自分の頭で考えるよう促す。
指示・命令ではなく、提案型で話をしてみる。
このような関わり方は、子供の思考力を鍛えます。
対策4.子供のプライバシーを尊重する
子供のプライバシーを尊重することは、子供からの信頼獲得や親子関係を良好にするものです。
プライバシーを尊重するには、子供の行動や考えを詮索したり、勝手に物を見たりしないことが大切です。
家族だからと、勝手に子供部屋を詮索したり、散らかっているからと断りなく物を処分したり、掃除したりすることは子供に嫌がられるNG行動です。
これは以前、私もよくやりがちな行動でした。
かりに、物が床に置きっぱなしだったり、ゴミだと思うようなものが床に落ちていても、子供にとっては思い入れのある、大切な物だったりすることもよくあります。
まさに、価値観の違いがあらわれるところですね。
このような場合も、子供に確認してから行動するなどの配慮が必要です。
また、子供のスマホをやみくもに見て監視・干渉することも止めた方が良い行為です。
たとえ、子供であってもプライバシーは守られるべきです。
子供が精神的に一人で落ち着ける空間はかならず必要です。
一人時間を持つことで、精神のバランスを保とうとしている部分もあるからです。
部屋に入るときはノックをする、声を掛けてから入るなどもあると尚良いと思います。
子供には子供の世界観・価値観があることを理解することは大切なことですね。
対策5.子供との間に上下関係を持ちすぎない
親子関係は、上下関係ではなくある程度、対等な関係であることが大切です。
なぜなら上下関係があると、子供は親に従うことが当然と考え、自分で物事を考えようとしなくなる可能性があるからです。
この状態では、自主性や自立心は育ちにくいです。
また成長のプロセスで、上から偉そうに物を言われることに大きな抵抗を感じるようになります。
特に、自立心旺盛な子供の場合は、嫌がられる行為です。
たとえ、親が間違ってなくても、物の言い方一つで子供への伝わり方は大きく変わるものです。
感情的な言い方は、相手に真意が伝わらないですね。
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ですから、親は気持ちの良い物の言い方を身に着けることが賢明です。
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子供を対等な一人の人間として接する態度は、子供の自立心や成長を大きく促す関わり方です。
ぜひ子供を信頼し、任せてみてください。
「この子ならできる。失敗しても乗り越えられる」と信じてあげてください。
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心配しすぎるのは、親子共に不安を増長させるだけです。
対策6.自分の思い通りにコントロールしようとしない
子供を自分の思い通りにコントロールしようとすることは、子育てをますます苦しく辛いものにさせてしまうものです。
また、親子関係を悪化させることにもなります。
たとえ自分の子供であっても、他人は思い通りにならないと知ることです。
ブッダは「人生は苦である」と言っています。
あらゆるものは、思い通りにならないという意味です。
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相手をコントロールしようとすればするほど、子育ては辛くなると考えた方がいいです。
これは、私もかつて嫌というほど経験したことです。
幼稚園など、子供がまだ小さいときは通用しても、成長と共に関わり方を変えていかないと、親子共にとても苦しい関係になってきます。
親子で負のループから抜け出せない状態になります。
子供をコントロールしようとしない方が、むしろ子育ては上手くいきます。
親子で共に、成長していくスタンスが楽で良いです。
他人は、自分の思い通りにはならないことを理解しましょう。
子供に対する欲・執着を手放すと、親自身も楽になれます。
人は自分で選択できることが多いほど、幸福感を感じる生き物ですから。
対策7.子供の将来を過度に期待しない
子供の将来を過度に期待することは、子供のプレッシャーとなり、親子関係を悪化させる可能性があります。
子供の将来は、子供自身が決めていくことです。
親が子供に期待や望みを、掛けたい気持ちも理解できます。
ただ、親は子どもの将来を応援し、サポートする立場であることを忘れないようにしましょう。
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時に自分の夢を子供に託して、親の願いを間接的に叶えようとする場合もあります。
でも親の理想の人生と、子供の理想の人生はまったく違うものです。
子供への過度な期待は、百害あって一利なしです。
誰もが自分の人生を、自由に選択できる自由意志があります。
親からの過度な期待にプレシャーを感じ、大きなストレスを感じる子供はいます。
子供のやりたいことを、応援・サポートできる親でありたいですね。
対策8.子供との親子関係を諦めない
親子関係がうまくいかないと、子供との関係を諦めてしまうことがあります。
しかし、親子関係はいつでもやり直すことが可能です。
子供との関係を諦めず、自分の言動を見つめ、子供との関係を改善するための努力が大切です。
もともと家族同士であっても、それぞれ見ている世界はみんな違うものです。
それぞれが、自分の価値観・信念に沿った自身のフィルターを通して世界を見ているのです。
なので、互いに理解し合えなくて当然なのです。
でも理解できないと、諦めるのは非常にもったいないことです。
親から歩み寄り、理解しようと努めることが子供と良好な関係を築く上で重要です。
そのような親の主体的な関わり方は、子供にとってもロールモデルとなり、好影響を与えるものです。
また、親の真摯な気持ちが伝わり、親からの愛情を感じられるようにもなります。
対策9.子供を自分の所有物のように扱わない
子供を自分の所有物のように扱うことは、子どもの主体性を奪い、親の信頼を失い親子関係を悪化させることになります。
また他にも、子供の自己肯定感を低下させる関わり方でもあります。
子供は、親とは異なる個性や可能性を持つ存在と認めるのが自然です。
決して親の所有物ではありません。
親は子供をありのままに受け入れ、子供が自分の人生を主体的に生きれるようサポートすることが大切です。
親の応援思考で子供は自立・成功していくのです。
対策10.子供との関わりに時間をかける
親が子供との時間を積極的に作らないことで、子供は親に愛されていないと感じ、親子関係が悪化します。
子供は親と過ごす時間が少ないほど、親の存在を疎遠に感じ、親を信頼できなくなるのです。
『ふだんスマホ、PC、TVを見ながら子供と会話をしていませんか?』
子供と関わる時間を大切にすることは、親子関係を深める上で重要なことです。
ぜひスマホ、PC、TVを止めて、家族で今日あった一日の出来事について、コミュニケーションをとってみてください。
ときには、親自身の、経験・気づきを共有することも、子供にとっては大変貴重な話になります。
積極的に子供と関わる時間を作ることは、人生の充実度を高めてくれます。
これらの関わり方で、親子の信頼関係を十分に築くことができます。
親との温かく楽しいコミュニケーションの時間があるからこそ、子供は毎日を頑張ろうと思えるのです。
時間は短くても良いので、じっくり子供と向き合う時間を作ってあげてくださいね。
まとめ
親のNG行動10選 1.親の価値観を押しつけ子供の意見や考えを尊重しない 2.子供の失敗や間違いを責める 3.子供との関わりを一方的に行う 4.子供のプライバシーを侵害する 5.子供との間に上下関係を持ちすぎる 6.子供を自分の思い通りにコントロールしようとする 7.子供の将来を過度に期待する 8.子供との関係を諦める 9.子供を自分の所有物のように扱う 10.子供との関わりに時間をかけない
私たち親はつい自分の価値観・考えの方が正しいと錯覚してしまいます。
でもいつも親の判断・見解が正しいとは限りません。
私たちは、人間である以上つねに不完全だと謙虚さを併せ持つことが必要です。
子供のすることは不安に感じても、何が正しいのかはやってみないとわからないことも多いです。
親子関係を悪くしてしまう原因を知ることで、関係性を改善することができます。
私たち親が気づいていないことも沢山あり、子供から学ぶこともとても多いです。
つねに一緒に成長し、互いに学び合っていく関係性だと捉える視点も大切ですね。
子供に、未知の経験・成長できる機会を与えてもらっているという感覚を持てるかどうか、、、(^^
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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