今日のNature(本質)メッセージ『「親が変われば、子も変わる!」子供の変化を望むなら、親が先に変化すること』
あなたはお子さんがシンプルに一番親に求めている事って何だと思われますか?
「スキンシップ?」「褒めたり認めてもらうこと?」「自由にさせて欲しい?」
色々な声があがりそうですが、、、。
実は、子供が親に求めることは、以外にもシンプルなことだったりします。
今回の記事内容 ・子供が親に求める最もシンプルなこととは? ・子供が親に感じていることとは? ・家庭で出来る4つのシンプルな愛情表現
最後にお話しする具体的な3つの対策だけでも今日から実践してみてください!
やるかやらないかでは、お子さんの様子が、全く違うこと実感できると思います。
まずは、対策を実践して、変化を感じることができれば納得できるはずです。
子供が変化し、親子関係がグッとよくなり子育てが楽になりますよ。
子供が親に求めるシンプルなこととは?
お子さんにとって親の存在は絶対的な存在です。
子供が、宇宙一大好きなお父さんやお母さんにシンプルに求めること。
それは「本当の自分を理解して欲しい、受け入れて欲しい」ということです。
ただ、ありのままの自分を無条件に愛して欲しい。
例え勉強やスポーツが人より出来なくても、親の言う事を素直に聞かなくても
お片付けができなくても、ありのままの自分を、認め受け入れて欲しい
理解して欲しいと願っています。
また、親からの、条件付きではない愛を求めています。
だから多少無理をしても、学校でいじめにあっても、親を心配させたくないと黙って我慢していたりします。
大好きなお母さん、お父さんを喜ばせたいから、認めて欲しいからという一心です。
個人的には、子供のほうが、親を無条件に愛し受け入れてくれる気がします。
時に親からの愛情不足を感じると、子供は意図的に親の愛情を確認する行動を取ったりします。
親に、注目してほしい愛されたいからです。
例えば、ウソをついてみたり、わざと危ない事をしてみたり、大声で泣いてアピールしてみたり、兄弟姉妹で喧嘩をしたり、親が困るような事をやったりします。
親が、そこでどういう反応をするか見ています。
親からの愛情を、ただ確認したいだけなのです。
ですから、そういう時は、怒らず冷静に子供の話を聞いてあげて下さい。
子供なりの理由が、ちゃんと話を聞いてみるとあったりします。
子供が親に感じていることとは?
次は、子供は親に対してどういう思いを抱えているのか?についてお話していきます。
子供の気持ちを、理解することで子育てが随分やりやすくなります。
なぜなら、子供の言動の意味が理解できるからです。
一例ですが、普段子供が私たち親に対して感じていることです。
・ボク(私)のことを全然わかってもらえてない…
・沢山勉強して良い成績を取らないとお母さんに嫌われるんじゃないか?
・学校の成績を上げないとお父さんに馬鹿にされるんじゃないか?
・勉強も部活も両方頑張ってお母さんやお父さんに褒めてもらいたい
・友達が多く周りから人気者だと親から評価されたい
・もっと努力しないと優秀な兄弟姉妹とまた比較されてしまうんじゃないか?
・優秀じゃない自分は愛されないんじゃないか?
・辛くても明るく元気に振舞わないと親に心配をかけてしまう
このように親の自分に対する、愛情や興味関心にとても敏感です。
また精神的にも、成長途中で未熟な為とても繊細です。
その上、経験不足からまだ自分に自信が持てなかったりもします。
さらに、親や周囲の大人たちから、比較や否定されることも少なくありません。
「子供に対する比較NG行動3選」に関する詳細記事はこちらです→子供をつい他の子と比べてしまい落ちこむ!比較NG行動3選
子供たちは、日常のストレスを安心安全な家庭で解消したいと願っています。
また子供は、親からのシンプルでわかりやすい愛情表現を求めます。
家庭で出来る4つのシンプルな愛情表現
次に紹介するのは、子供にとってもシンプルでわかりやすい表現方法です。
子供とのコミュニケーションを、想定してますが大人同士のコミュニケーションでも使えます。
パートナーとの関係性にも応用できます。
子育ては、子供との関係も大事ですが、実はそれ以上にパートナーとの関係性が重要だったりします。
なぜなら夫婦関係は、子供に与える影響がとても大きいからです。
家族の中で親(保護者)の存在は子どもにとって非常に大きく、夫婦の共依存状態や不和状態も危険です。夫婦喧嘩や不和状態を頻繁に子どもに見せる行為は、「面前DV」という虐待の一種だからです。常態的な面前DVは子どもの脳を委縮させます。
https://soctama.jp/column/77954
教師をしていると、両親の関係が悪化している家庭は子どもの学校生活の様子からすぐにわかります。特に思春期真っ只中の中学2・3年生くらいの子などは、荒れるほどではなくとも、突然、反応がつっけんどんになったり、どこか辛そうな表情をしていたりと言動にも表われます。
引用元:夫婦仲の良し悪しが子どもへ与える影響は? 【尾木ママ連載】 https://storyweb.jp/lifestyle/220011/
夫婦で諍いが起きたときは子どもにとっての学びの機会でもあるという意識を持ってみてください。感情的になったり、反省したり、親のダメな部分を見ながらも、相手に対してこんな風にすると最終的には仲直りできるんだなというのを間近で見ることで、子どもは夫婦関係や人間関係を学んでいきます。
引用元:夫婦仲の良し悪しが子どもへ与える影響は? 【尾木ママ連載】https://storyweb.jp/lifestyle/220011/
1.スキンシップ
基本ですが、スキンシップは特に効果があります。
また、スキンシップにもいくつか種類があります。
両腕ハグ、背中をさする、肩や腕に触れる
頭をなでる、ハイタッチ、膝の上にすわらせる
体のマッサージ(肩、足、腕など)➡アロマオイルなどでマッサージするのもGood。
ぜひ、親から積極的に関わりをもってみて下さい。
(本気で嫌がっていたら別問題ですが、そこは子供の様子を観察しながら行って下さい。)
スキンシップは、ダイレクトに親の愛情が伝わります。
「愛情ホルモン」とも呼ばれる物質で、リラックスした気持ちで肌を触れ合うことにより、双方の脳内に分泌します。たとえば親子なら愛着関係を深めるとともに、それぞれにも嬉しい効果があるとわかってきたのです。
https://www.bornelund.co.jp/asobi-no-mori/study/1689.html
子どもにとっては記憶力がよくなり学習効果を高めたり、ストレス耐性を強めるという効果がみられます。しかも、脳がもっとも発達する生後一年ほどの間にオキシトシンの影響を十分に受けると、脳自体がオキシトシンを出しやすいように変わるので、記憶力がよい、ストレスに強い、といった効果が一生続きます。幼い頃のスキンシップが、その後の脳の成長や能力、性格などに大きな影響をおよぼすのです。
2.話を最後まで聞いてあげる
話を最後まで聞くことは、親子関係の大きな信頼につながります。
そして、人は自分の話を肯定的に聞いてくれる相手に、信頼や好意を持ちます。
例えば、子供が話している最中に、自分の考えやアドバイスをしてしまうことありませんか?
でも、子供が望んでいることは、ただ黙って話を最後まで聞いて欲しいということです。
途中で、自分の意見やアドバイスをすると、子供は話をちゃんと聞いてもらえなかったと感じます。
さらに言うと、意見を求められない限り、親からの意見やアドバイスもいらないくらいです。
子供にも、子供なりの考え・価値観や世界観を持っているからです。
ただシンプルに、否定やジャッジをせず、話を聞くだけで十分だったりするのです。
本当に相談したい時は、子供から相談を持ち掛けてきます。
子供は親に、話を最後まで聞いてもらうことで、気持ちや頭の整理をしているのです。
また聞く時のポイントがあります。
「傾聴」です。
「傾聴」のやり方
・肯定的に聞いてあげる➡目を見てあいづちだけでもOK「なるほど」「確かに」「わかるわかる」
など共感的に聞くのがポイントです。
・いきなり否定から入らない➡意見が違っても多様な相手の考えをまずは認める。
相手は安心して心をオープンに話してくれます。
・話を要約する➡相手の話をまとめて伝える。
要約する事で、こちらが相手の話をちゃんと聞いていることが伝わり信頼されます。
また「傾聴」は、人間関係を構築するのに非常に役に立ちます。
ポイントは、表面だけで話を聞くのではなく、心を込めることです。
そういった思いやりの心は、必ず相手に伝わります。
3.質問する・話しかける
「2.話を最後まで聞いてあげる」のプラスアルファの内容になります。
①「質問をする」もまた非常に重要です。
質問することで、気づきや自分や他人への理解が、得られることがたくさんあるからです。
良い質問例→5W1H → Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(なぜ) How(どのように)自由に考えて自由に答えられる質問が良い質問です。
「今、学校で何を学んでいるの?」
「今日はどんな宿題が出たの?」
「宿題はどんな順番でやるの?」
「今日は学校で誰と何をして遊んだの?」
「何をした時が一番楽しかった?」
「嬉しいことや悲しいことはあった?」
「こういう時〇〇ならどう思う?」
「こういうことがあったらどうする?」
「○○について、もっと詳しく教えて」
「○○で一番印象に残ったことは?」
「AとBの違いはなに?」
悪い質問例→「Why(なぜ)」が入る質問です。なぜ+否定系というのは、相手を責めてしまう「悪い質問」になります。
「なんでそんな簡単なことができないの?」
「どうしてちゃんといつも片付けができないの?」
「なんで同じことを何度も言わせるの?」
「お兄ちゃんはできてるのに、なぜ○○はいつもこういうことばっかりやるの?」
「やったってどうせ無駄でしょ?」
質問家マツダミヒロさんによると、「悪い質問」に答えていくと、不安や不満、嫉妬心が膨らんでいき、物事を冷静にとらえることができなくなり、ときには自分を追い込んでしまうことさえあるのだそうです。
https://www.happy-note.com/shine/126/post_5.html
自己表現の促進
自分の考えや感情を自由に表現することができます。
これによって、自己表現のスキルをアップさせることができます。
問題解決能力の向上
問題解決の思考を促すことができます。
自らの問題を考え、解決策を見つける能力を養うことができます。
創造性の刺激
子供の創造性を引き出すことができます。
新たなアイデアや視点を考える機会を与えられることになるからです。
親子の絆の強化
子供とのコミュニケーションをシンプルに深めることができます。
子供の意見や思いを尊重し、共感しようとする姿勢を持つことで、親子の絆がより強固になります。
またコミュニケーションが活発であれば、子供の学校の事や周辺の問題にすぐ気づく事ができ対処することも可能です。
学習と発達の促進
好奇心や学習意欲を刺激することができます。
子供は質問に対して考えたり、調べたりすることで新たな知識や理解を得る事ができます。
これによって、自立型の学習促進につながります。
②「話しかける」これもまた非常に重要です。
親から、子供へ話しかけることは、愛情表現の一つです。
ささいな話でも良いので、積極的に話しかけることは大切なことです。
同時に人は、感情を外に吐き出すことでストレス発散します。
子供は、そういうささいな気遣いや思いやりが嬉しかったりするものです。
4.言葉で愛情表現をする
言葉で愛情を伝えるということです。
言葉で「愛」を伝えることは、絶大な効果があります。
またわかりやすく、ストレートに気持ちが伝わります。
上記の方法と併せて行うことで、さらに効果が上がります。
最後にお伝えしたいのは、「自己肯定感」の話です。「日本人は外国人と比べて自己肯定感が低い」ということを聞いたことがある人も多いはずです。その理由は、日本には「大好きだよ」「愛してるよ」といった気持ちを口にしたりハグをしたりする文化がほとんどないからです。小学生や中学生にもなれば、そのような愛情表現をする親はほとんどいないでしょう。でも、子どもの自己肯定感を高めてあげるには、やはり親の愛情表現が大切。特に、子どもが甘えてきたときには、「あなたが大好きだよ」と愛情を表現してあげましょう。
引用元:https://kodomo-manabi-labo.net/ こどもまなび★ラボ
まとめ
子供が、親に求める一番シンプルな事は「無条件の愛」です。
優しい笑顔、思いやりある言葉だけでもOKです。
その言葉一つで翌日からまた頑張れたりします。
本当に言葉の威力は絶大です。
今日も読んで頂きありがとうございまいした、感謝です(^^
コメント